今年も残すところあとわずかとなりました。年明けに発表されるJRA賞の話題も少しずつ増える時期となりました。特に競走馬部門は注目する人も多いと思います。
そこで今回はJRA賞のルールブックに該当する「日本中央競馬会JRA賞表彰規則」と「日本中央競馬会JRA賞表彰実施細則」のうち競走馬部門に関する内容を読んでみましょう。
※紹介するルールは2023年1月時点の内容になります。
続きを読む以前、ニュージーランドパターン委員会(NZPC)の2023レポート記事でアジアパターン委員会(APC)のルールが変更される旨を書きましたが、先日ニュージーランドサラブレッドレーシング(NZTR)からAPCグランドルール改訂版が公開されました。
前回の記事ではルールの詳細が分からないためレポート内から掻い摘んだ状態でしたが、今回は改定前ルールとの変更点を中心に書いてみます。改定前ルールを知りたい人は以前の記事からチェックをお願いします。
2023年2歳世代から「全日本的なダート競走の体系整備」が始まる影響でダートグレード競走を始め、地方競馬各主催者の競馬番組体系も大きく変わっています。最初の発表は2022年6月「3歳ダート三冠競走を中心とした2・3歳馬競走の体系整備について」ですが、一部報道ではこのような内容も記載されていました。
四半世紀が経過し、様々な問題点が出たため、20年9月に「ダートグレード競走改善研究会」を立ち上げ、全日本的な視点で検討を重ねてきた。
デイリースポーツ「3歳ダート3冠競走創設へ 24年から羽田盃&東京ダービーがJpn1格上げで中央所属馬出走可能に」 2022.06.21より
今回のダート路線改革はダートグレード競走改善研究会が大きく関わっていると思われますが、この研究会に対して各種報道では説明がほぼありません。そこで現在わかる範囲でどのような研究会なのかわかる範囲で調べてみました。
続きを読む先日、ニュージーランドパターン委員会*1が2023年版レポートを公開しました。内容を読んだところ、アジアパターン委員会に関するルール変更が記載されているため、今回はその点を中心に書いてみます。
なお、翻訳や英文読み取りに不安があるため、表現上怪しいと思われる部分がありましたらコメント欄等でご指摘いただけると助かります。
また前年の2022年版は触りだけ読んだ記事がありますので良ければ合わせてご覧いただければと思います。
昨年、競馬の平地競走におけるG格付けやJpn格付けのルールについて記事を書いてみました。
今回は2023年も残り4ヶ月を切りましたが、今年度版を前回からの変更点を中心に紹介します。
※今回紹介する記事は2023年1月時点のルールになります。